ＣＣ（CleanCreation）

コンセプト

ＣＣ（CleanCreation）は、「ユーザーにサービスするものをCreation（想像物）と捉え、Clean（綺麗、新しい）なものを提供する」という意味合いが込められています

プロフィール

氏名	池田篤則（いけだとくのり）
生年月日	１９７８年８月３日生まれ
年齢	３６歳
写真
障害名	脳性マヒによる 両上肢機能障害１級 移動機能障害２級 多少の言語障害（聞き取れる程度）
履歴	アライアンス幼児園入園・卒業 五日市南小学校入学 分校になったため、楽々園小学校卒業 五日市南中学校入学・卒業 観音高等学校昼間定時制入学・卒業 広島修道大学経済科学部入学・卒業 Ｓｏｋａｉ創造力開発センターでＣＡＤ習得 障害者在宅ワーク研修でＨＰ作成受講 ２００３年１２月３日、ＣＣを立ち上げる
趣味	将棋　三段(高校生のとき、全国大会２度出場) オセロ　初段 電動車椅子サッカー（「ハイブロワーズ広島」所属） 中国ブロック電動車椅子サッカー協会：会長 音楽など 趣味も静と動のバランスをとることが大事ですよ 静＝「将棋」、動＝「電動車椅子サッカー」

障害者は盾じゃない！

私が障害者であることは事実です　公表することによるデメリットはもちろんあります　しかし、障害をもつことは私とって特徴なのです

障害者だから許されるなどということはありえません　あくまでも仕事です　お客様から依頼を受けて報酬をもらう以上、仕事には責任とプライドを持って行っております

障害は武器になる！

障害者だからこそできることもあります　サイト構築の際には、アクセシビリティやユーザビリティを念頭に入れて、当事者の気持ちにたったサイト作りも実現できます　また、低価格にてご提供できます

しかし、入力速度の遅さがあることも事実です　期間に対して作業量があまりにも多いものはお断りすることも御座いますので、あらかじめご了承下さい

ＣＣ立ち上げまでの軌跡

大学時代までの自分には就職というものに執着心みたいなものがあったのかもしれません　当時私はＳＥ（システムエンジニア）になりたかったのです

しかし、就職活動中にいやと言うほど現実を見せ付けられました　障害者と言うだけで拒否反応　門前払いがほとんどでした

その中で、やっと１社が試験の許可を出してくれました　適性テストはもちろん合格　しかし結局、全面介助の必要さを理由に断られました

その後も就職活動を続けましたが、それ以上の結果になることはありませんでした

いくら成績優秀でも全面介助の障害者は会社に勤めることは極めて困難だと痛感させられました

悩んだ挙句の果てに出た結果は「ＳＯＨＯ」でした　いままでも考えていたのですが、就職して経験をつんでからＳＯＨＯと考えていたので、いざＳＯＨＯをやると言ってもＳＥを仕事には出来ませんでした　理由は、技術が足りない、経験がないことでした

やはりここは何か技術を習得しようと言うことで、前から少し気になっていたＣＡＤを一年間通い３Ｄまで習得しました　しかしここでも完全在宅ワークとはまだ行かないのが現状のようで、すぐに仕事とは行きませんでした

その講習が終わったころにちょうど障害者在宅ワーク支援研修（ホームページ作成）の記事を発見　ＪａｖａＳｃｒｉｐｔとＣＧＩはやっておいた方が良いか思いがあったので応募、抽選を通過し、受講することになった

その研修の講師との出会いが一番大きいかもしれません　その講師は実際に在宅ワーカーとして仕事を取っていたのです　色々な実践的な話を聞けたし、ホームページ作成の奥深さを知れたこと

いままでホームページ作成に特別な関心があると言うほどもなかったのです　それもホームページなんか誰でも作れるし、それを仕事にしている人が溢れ返っているから、仕事は取れないだろうと思っていました

ところがそれは違っていました　ホームページ作成は奥が深いことに気付かされました

勉強すべきことは山積ですがホームページ作成が楽しくなったことが、そして個人事業者にも名前をつけることが、さらにこれまでに経験したことの全てを吸収して出来たのが、このＣＣなのです

障害者でも仕事がしたい！

履歴を見てもらえればわかるかと思いますが、障害者らしくない履歴だと思います　今では珍しくないことかもしれませんが、当時では重度障害者を普通の学校に入れるなんて考えられないことだったのです

普通に生きる生き方はそれなりに苦労するものです　もちろん自分も苦労しますが、周りで協力してくれる人たちはもっと苦労します

そういった中を生きてきたおかげで、学力と精神力はまともに成長を遂げることが出来ました

そのせいか働くことが当たり前という意識もあるのかもしれませんが、せっかくここまで成長してきた頭を使わなければ、いままで携わってくれた人たちに申し訳が立ちません

これまでに協力してくれた人たちが与えてくれたエネルギーを、今度は社会貢献という形でエネルギーを吐き出していこうと思っています